木村尚樹 個展
「光陰 - a time flies as lullscapes」	

会 期|2024年4月29日(月) - 5月26日(日) 
時 間|10:00 - 20:00 ※ 最終日は18:00まで 
会 場|京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォール
主 催|京都 蔦屋書店
入場無料
お問い合わせ|075-606-4525 
光陰 sentimental afternoon II 2022
Image size:19.05 × 19.05 cm, ピグメント・プリント

木村尚樹の作品が、2024年4月29日(月)より5月26日(日)までの期間、京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォールにて展示されます。
本展は「光陰」と題して、営みの中の光が生み出す一瞬の美しい光景を切り取った近作群を発表します。
この機会に是非ご高覧ください。 

アーティスト・プロフィール
木村 尚樹
写真美術作家。木村は、京都の⻄陣という伝統と革新の混在する風土で幼年期を過ごしました。現在の彼の作品の特徴となるなだらかな階調を持つ「質感」を感じとる基盤はこの時期に形成されました。木村は「凪」と称する -もののあはれ- を模索しつつ、時間と空間の交差に立ち上がる清鑑な ”ゆらぎ” とその質感 -クオリア- を切り撮ります。1987年に渡米後、1990年に作品制作のために訪れたイタリアで「美しい」と感じるものへの本能的な反応を体感したことがその後の彼の作品の通底の概念である「凪」へと発展していきました。2015年以降、欧米から日本へと被写体を移行しますが、その場所や空間に漂う ”ゆらぎ” とその質感を一枚の作品に収めるという木村のテーマは一貫しています。

本展に寄せて
時の流れとその中に漂う静寂の美― “凪”の儚くも美しい光景。
『光陰』は時の経過を象徴し、その中には時に愛おしく、時には密やかな美しさが宿る“もののあはれ”がある。時が瞬く間に過ぎ去る中で、私たちはその美しさに気づかずに過ごすこともある。本展示は、⽇本国内で制作された作品で構成され、⽇常に潜む清浄な美と、陰翳の妙を礼讃する。
木村 尚樹

縫昭 The same-day 2023
Image size:19.05 × 19.05 cm, ピグメント・プリント

アーティスト・ページ

京都 蔦屋書店