JONATHAN SELIGER
ジョナサン・セリガー

ジョナサン・セリガーの日用品への敬意は彼自身をシミュクラ現象に絡んだポストモダンと1960年代南カリフォルニアで生まれたフィニッシュ・フェティッシュ動向 (一般的に仕上げフェチと呼ばれ、合成樹脂やファイバーグラスなどの工業用素材を用いて、光沢のある表面のものを作り上げる。)に代表される複雑な制作手法を反映させたポップ・アートの伝統へ紛れもなく溶け込んだものです。大学卒業後、美術批評やフリーランスのキュレーターとしてアート業界でのキャリアをスタートさせました。1980年代後半には、ニューヨークのギャラリーでディレクターとしてアーティストをサポートしていました。その後日常生活に存在する様々なモチーフを、高い再現性で再構築するコンセプチュアル・アーティストに転身しました。有名ブランドのショッピング・バッグ、中華料理のテイクアウト用の容器、電球、ミルクカートンなどにポップ・アートのエッセンスを盛り込んだセリガーのアイコニックな作品は、シンプルでわかりやすいのが特徴です。



1955年 アメリカ合衆国ニューヨーク州、ブルックリン生まれ
1978年 ニューヨーク州立大学、ビングハンプトン校にて学士号取得

1996年 ヴェローナ、スタジオ・ラ・チッタにて個展
1999年 ニューヨーク、ジャック・シェイマン・ギャラリーにて個展
2000年 スタジオ・ラ・チッタ、ジャック・シェイマンにて個展
2001年 ロサンゼルス、アングルス・ギャラリーにて個展
2002年 ジャック・シェイマンにて個展
2003年 ヒューストン、マックレイン・ギャラリーにて個展
2004年 コネチカット州、リッジフィールド、アルドリッジ現代美術館にて個展
2004年 ニューヨーク州、タング・ティチング美術館にて巡回
2005年 東京、ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アートにて個展
2005年 ボストン、バーバラ・クラコウ・ギャラリーにて個展
2006年 ジャック・シェイマンにて個展
2010年 アングルス・ギャラリー、ジャック・シェインマンにて個展
2012年 東京、ギャラリー・ショウ・コンテンポラリー・アートにて個展
2017年 ヒューストン、マックレイン・ギャラリーにて個展
2020年 東京、アートTNZ2020、Sho+1のブースにて展示
2021年 東京、アートフェア東京2021、Sho+1のブースにて展示
2022年 東京、アートフェア東京2022、Sho+1のブースにて展示

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