SHINICHI HARA
原神一

これまでデザインしたCDやレコードの総売り上げ枚数が1億枚に達する著名なグラフィック・デザイナーとして活躍する一方で、音楽ロボット”MIURO”など数々のプロダクト・デザインも手掛けてきました。1985年ロサンゼルスで開催されたデヴィッド・ホックニーのサポートによるSIX/FIVE/TWO GALLERYでの個展を皮切りに、原は徐々にアーティストとしての活動の幅を広げ、ニューヨーク、シンガポール、香港での個展開催と海外にも活動の場を広げています。

美術評論家の森下泰輔氏は、原の作品について次のように解説しています。

西洋哲学はギリシア以来つねに二元論を基本にしている。たとえば善と悪、実在と非在―のように。原神一の作品の主題は、同様に2つのあい異なる要素を用いる。
つまり光と影 ( 陰陽 )、死と再生、ミクロとマクロ。もっとも顕著なのは西洋と東洋であり、そしてアナログとデジタルである。だが西洋哲学が二項対立しているのとは異なって、この背反する事柄は対立せずに融合しているようにみえる。

絵画の構造に関していえば、グローバル・コンテンポラリー絵画にも見える。ポップアートやシミュレーショニズムを通過している。あるいはジャスパー・ジョーンズ以降のポストモダン絵画を再度現在の感覚で再構築している側面がある。グラフィティアートから連なる今日の様式すらどこかに内包しているようだ。鮮やかな白のストロークで一気に描かれる気の流れは、琳派や北斎など日本の伝統的意匠を連想させもする。ようするに生きてきた中で感銘を受けたあらゆる美的要素を、持ち前の技術で見事に定着させ、芸術に統合していくダイナミズムを有している。

とりわけ非人間的なデジタルと有機的なアナログを同一画面になんなく持ち込み調和させる構成力は注目に値する。ジェフ・クーンズがかつて NY の金融商品仲買人であったので資本主義をアート化しえたように、原はNEC のシステムエンジニアであったことがあり、ゆえにアーティストに転じた現在もデジタルの二進法をコンセプチュアルアートのコンテキスト上で昇華しうるのである。
(「2つの対立する要素を融合する超絶絵画」森下泰輔、美術評論家)



2019~2020年、 ” 世界平和願いの祭典” ( 東京オリンピック・パラリンピック公認応援プログラム ) の クリエイティブディレクターに就任
2007 ロボット大賞 (経済産業省より)受賞
実用科学賞(ロボット学会より)受賞 
現在はビジュアルブランディグとして企業の CI なども手がけている。

 
1985年 ロサンゼルス、Sixfive / Two / Gallery にてデヴィッド・ホックニーのサポートを得、「Shinichi Hara Exhibition」個展
1997年 東京、スパイラルガーデンにて「Shinichi Hara Exhibition」個展
1997年 ニューヨーク、キャストアイアンギャラリーにて 「Shinichi Hara Exhibition」個展
1997年 ロサンゼルス、ホテル・ニッコー・ビバリーヒルズにて 「Shinichi Hara Exhibition」個展
1997年 ロサンゼルス、アートコア・センターにて 「Shinichi Hara Exhibition」個展
2009年 シンガポール、アート・シンガポールにてグループ展出展
2009年 六本木、 Shonandai My Galleryにて「Shinichi Hara Exhibition」個展
2009年 ボルツァーノ、International Arr Fair Kunstart 09にてグループ展
2010年 ボルツァーノ、International Arr Fair Kunstart 09にてグループ展
2010年 奈良、西大寺にて「Shinichi Hara Exhibition」個展
2011年 六本木、 Shonandai My Galleryにて「Shinichi Hara Exhibition」個展
2012年 ニューヨーク、ニューシティアートフェアにてグループ展
2015年 高島屋美術画廊(日本橋店、新宿店)にて「Shinichi Hara Exhibition」個展
2017年 大丸松坂屋百貨店にて「Shinichi Hara Exhibition」個展
2017年 銀座、アールグロリュー(ギンザシックス)「Shinichi Hara Exhibition」個展
2019年 アートフェア東京、Sho+1のブースにて展示
2020年 東京、アートTNZ2020、Sho + 1のブースにて展示
2021年  アートフェア東京、Sho+1のブースにて展示

https://www.shinichi-hara.com/