大塚澪音
Reon Otsuka

Fantasia 2024, 90.9 × 116.7 cm, ink on satin fabric
My strengths 2025, 60.6 × 72.7 cm, ink on satin fabric
Together forever 2024, 89.4 × 145.5 cm, ink on satin fabric
By My Own Hands 2023, 96.9 × 130.3 cm, ink on satin fabric
practice 2025, 41 × 31.8 cm, ink on satin fabric
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PROFILE

サテン生地にインクを滲ませる独自の技法を用い、偶然性と作為、具象と抽象の境界を探究するアーティストです。光沢と反射性をもつサテンの表面をインクが浸透し広がることで、作家の意図と素材固有の現象が交錯する不確かな像を生み出しています。
その実践は、1950年代以降にヘレン・フランケンサーラーやモーリス・ルイスらが展開したステイニングに見られる、絵具を支持体へ浸透させ描く行為と素材の現象を結びつけた戦後抽象絵画の系譜とも接続します。一方、大塚はその方法を人物や植物などの具象的なイメージへと展開し、滲みや歪みによって像の輪郭や存在そのものを揺らがせています。
初期の人間に内在する暴力性や複雑さへの関心から、近年はより直感的に、自らが美しいと感じるものや身近な存在へと視線を広げています。素材に委ねられた偶然と、それを像へと導く作家の意志。その緊張関係のなかで、大塚は支持体のさらなる可能性や「描くこと」と「現れること」のあいだに生まれる新たな絵画表現を探究し、個展開催やグループ展への参加など精力的に作品を発表しています。

BIOGRAPHY

2001 栃木県生まれ
2025 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了

AWARDS

2024 銀座日動画廊主催第11回未来展 グランプリ
2025 武蔵野美術大学卒業修了制作展 優秀賞

PAST EXHIBITIONS

個展:
2025 「大塚澪音展2025」esコンテンポラリー 大阪
2024 「Jet the Phantom」シャトー小金井 東京

グループ展:
2025  大塚澪音と1秒天使9による二人展「Frenzy or Entropy ? 狂乱またはエントロピー」Sho+1 東京
2025 「ART FAIR TOKYO 19」Sho+1 東京
2024 「+unknown」立川アートランド 東京
2024 「BLUE’s」converse TOKYO 渋谷宮下パーク店 東京
2023 「new age entrophy」Sho+1 東京
2023 「仕方がないのでお手紙書いた、さっきの手紙のご用事なあに」ena美術ギャラリー 東京