ニューヨーク出身の映像作家、グラフィティー・アーティスト、パーフォマンス・アーティスト、ヒップホップ・ミュージシャン、芸術理論家であるラメルジーは、マルチな才能に溢れ、特にGothic Futurism (ゴシック・フューチャリズム=社会における文字の役割のかき換え)と呼ばれるラメルジーが提唱した創作理論は、彼の存命中つねに拡張しつづけました。ラメルジーという名はこのGothic Futurismの理論から自ら命名したものであり、彼の本名は公表されていません。A Trainと呼ばれるニューヨークの地下鉄に70年代から落書きを始め、キース・ヘリングや、特にジャン=ミッシェル・バスキアと親交が深く、1983年に発売されたRammellzee vs K-Robによる”Beat Bop”と言うアルバム・カバー・ジャケットはバスキアにより描かれたものです。『ヒップホップ映画「ワイルド・スタイル」への献辞』は、Gothic Futurismの定義そのものを描いた、ラメルジーの代表作と言えます。
WORKS
BIOGRAPHY
1960年 ニューヨーク、クインーズ地区、ファーロッカウェイにアフリカ系アメリカ人の母とイタリア人の父の間に生まれる 2010年6月28日 没
PAST EXHIBITIONS
(一部抜粋) 1987年 ローマ、The Equation, Lidia Carrieri Gallery 1989年 ニューヨーク、ホイットニー美術館、Hip Hop ‘til You Drop 1992年 フローニンゲン、フローニンゲン美術館、Coming From The Subway 1994年 ニューヨーク、Eigen + Art、Rammellzee vs. Gen U One (Gen Atem) – Exercises in Self Presentation 2006年 クイーンズ(ニューヨーク)、MoMA PS1、Music is a Better Noise 2009年 ニューヨーク、ニューヨーク近代美術館、Looking at Music: Side 2 2010年 ニューヨーク、ニューヨーク近代美術館、Printin’, with Ellen Gallagher 2012年 ロサンゼルス、ゲッフェンコンテンポラリー、Art in the Streets 2018年 ニューヨーク、レッドブルアーツ、Rammellzee – Racing for Thunder
ARTIST WEBSITE
AVAILABLE WORKS
ALL アンディ・ウォーホル ジャン=ミッシェル・バスキア ロブ・プルイット ロバート・ロンゴ ラメルジー パブロ・ピカソ エドヴァルド・ムンク アンディ・フィッシャー ベル・フラナ ヘルムート・ニュートン ロバート・メイプルソープ リチャード・アヴェドン アリソン・ジャクソン グィド・アルジェンティーニ アントニオ・レダエリ 荒木経惟 平川典俊 佐藤ブライアン勝彦 サイトウマコト